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1: スペア速報@まとめ 2016/11/23(水) 19:48:18.47 ID:CAP_USER9
集団から隔離し、1匹だけで飼育されたマウスが不安な行動を示すのは、脳内神経にある特定のタンパク質が原因だとマウスの動物実験で分かったと、京都大大学院医学研究科の成宮周教授(薬理学)らの研究チームが22日(現地時間)、米科学誌「セル・リポーツ」電子版で発表した。


チームによると、人間も社会から隔離された場合、マウスと同じような脳内神経の状態に陥ることが推測される。人間でも同じタンパク質の影響が確認できれば、引きこもりに対する認知行動療法の開発などに役立つ可能性がある。


実験では、集団から約6週間隔離されたマウスを使用。床から50センチの高さにあり、壁のある道と、ない道が交差する「十字迷路」での行動を観察した。
その結果、通常マウスは壁のある道とない道を盛んに行き来したが、隔離したマウスは壁のある道にとどまる時間が長く、壁のない道を歩こうとしなかった。不安が強かったとみられる。


一方、隔離マウスで、脳内神経にあるタンパク質「mDia(エムディア)」を欠損させると、通常マウスと同じような行動を取るようになった。このタンパク質が不安行動に関与していると判断した。
チームのメンバーで長崎大創薬研究教育センターの出口雄一特任准教授(神経科学)は「将来的に不安を低減する認知行動療法などに役立つことが期待される」と話している。

http://www.sankei.com/west/news/161123/wst1611230023-n1.html

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