http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161212-00010001-abemav-soci
若者を中心にある言葉が流行っている。「仮氏」。
文字通り仮の彼氏のことだ。本気の恋で失敗しないように恋愛の準備運動をするためのものだという。
そんな「仮氏」には以下のような利点があるそうだ。
・恋愛の準備体操ができる
・男性心理を勉強できて恋愛スキルを高められる
・寂しさからくる焦りを抑えて心に余裕ができる
・女性としての自覚を持てる
このような女性ばかりの利点を強調され、ネットでは「男も同じようにしていいということ?」「恋愛において男性に決定権はないのか」などのように「男をバカにしている」という反感の声もあがっている。
そもそもこの「仮氏」という言葉の生みの親は『夢を叶えるゾウ』などで知られるベストセラー作家の水野敬也さんだ。元々は「理想の男を手に入れるための『仮』の彼氏を作るのだ。そして仮氏を踏み台にしてより高い男へと飛び立つのである」(スパルタ婚活塾の一節から)という、恋愛に臆病になってしまった女性へのアドバイスであったという。
この言葉がなぜ若者たちに浸透していったのか。
最近の若者恋愛事情に詳しい恋愛コンサルタントの橘つぐみ先生は「本来は20代後半や30代の女性に向けだと思うが、そのぐらいの年齢になってしまうとやはり次付き合う人とは結婚を強く意識してしまう」と語る。その上「若者は『見た目がまあまあだから食事行ってみる』みたいなそのくらいのテンションでお付き合いができる。そのためかえって、仮氏を作りやすいマインドであるとは思う」とコメントした。
そんな「仮氏」を若者はどう思っているのか。本音を聞いてみた。
「堅苦しくもない関係であり遊びたい時に遊べるのでありだと思う」(10代男性)
「どんな感じなのか1回だけつくってみたい」(10代女性)
などと、そこには若者のリアルな恋愛事情が。本気の恋を避けているように見える現代の若者、一体なぜなのか。
「元々恋愛は男性が追いかけて女の人がそれに応える」と述べた上で「最近の若者は男が追いかけるというところでちょっと弱い」と橘先生は指摘する。またその理由については「傷つきたくないとか失敗をしたくないとか、(若者が)ある意味ガラスのハートだからというのはあると思う」と推測した。
昔と大きく変わった若者の恋愛事情。「仮氏」を通じて本当に幸せは手に入れられるものなのだろうか。
若者を中心にある言葉が流行っている。「仮氏」。
文字通り仮の彼氏のことだ。本気の恋で失敗しないように恋愛の準備運動をするためのものだという。
そんな「仮氏」には以下のような利点があるそうだ。
・恋愛の準備体操ができる
・男性心理を勉強できて恋愛スキルを高められる
・寂しさからくる焦りを抑えて心に余裕ができる
・女性としての自覚を持てる
このような女性ばかりの利点を強調され、ネットでは「男も同じようにしていいということ?」「恋愛において男性に決定権はないのか」などのように「男をバカにしている」という反感の声もあがっている。
そもそもこの「仮氏」という言葉の生みの親は『夢を叶えるゾウ』などで知られるベストセラー作家の水野敬也さんだ。元々は「理想の男を手に入れるための『仮』の彼氏を作るのだ。そして仮氏を踏み台にしてより高い男へと飛び立つのである」(スパルタ婚活塾の一節から)という、恋愛に臆病になってしまった女性へのアドバイスであったという。
この言葉がなぜ若者たちに浸透していったのか。
最近の若者恋愛事情に詳しい恋愛コンサルタントの橘つぐみ先生は「本来は20代後半や30代の女性に向けだと思うが、そのぐらいの年齢になってしまうとやはり次付き合う人とは結婚を強く意識してしまう」と語る。その上「若者は『見た目がまあまあだから食事行ってみる』みたいなそのくらいのテンションでお付き合いができる。そのためかえって、仮氏を作りやすいマインドであるとは思う」とコメントした。
そんな「仮氏」を若者はどう思っているのか。本音を聞いてみた。
「堅苦しくもない関係であり遊びたい時に遊べるのでありだと思う」(10代男性)
「どんな感じなのか1回だけつくってみたい」(10代女性)
などと、そこには若者のリアルな恋愛事情が。本気の恋を避けているように見える現代の若者、一体なぜなのか。
「元々恋愛は男性が追いかけて女の人がそれに応える」と述べた上で「最近の若者は男が追いかけるというところでちょっと弱い」と橘先生は指摘する。またその理由については「傷つきたくないとか失敗をしたくないとか、(若者が)ある意味ガラスのハートだからというのはあると思う」と推測した。
昔と大きく変わった若者の恋愛事情。「仮氏」を通じて本当に幸せは手に入れられるものなのだろうか。
【男をバカにしている? “仮の彼氏”こと「仮氏」がネット上で話題に】の続きを読む